■薬物別解説/覚せい剤

 覚せい剤は、メタンフェタミンの有する覚せい作用から名づけられたものである。

 覚せい剤には、メタンフェタミンとアンフェタミンがある。メタンフェタミンは、我が国でエフェドリンから合成されたものであり、エフェドリンは咳止め効果のある生薬の麻黄(マオウ)の成分である。性状は白色、無臭の結晶で水に溶けやすい。1941年にヒロポンなどの販売名で発売され、第二次世界大戦時には軍需工場の労働者が徹夜作業を行う際にヒロポンを服用したという。戦後、大量の覚せい剤が民間に放出され、虚無的享楽の手段として乱用された。第一次覚せい剤使用期の昭和29年には史上最高の5万5千人が検挙された。

●覚せい剤とは

●症状

●覚せい剤取締法

●事例

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