■精神的依存

 楽しさや満足感をもたらす作用があるか、若しくは、不安・不眠・抑鬱状態等の不快感を低減させることができるとの期待から、ある種の薬物の反復的使用を渇望し、または強迫的に使用を迫られる傾向が存在していることをいう。精神的依存の対象としては、薬物をはじめとして、食物、性、人間関係、余暇活動その他諸々の事物が考えられます。なお、「精神的依存」は主要な禁断症状が全く見られないか若しくは極軽度に見られる「満足感型依存」と、使用の中断により重い禁断症状が発現する「情緒的依存」と分けることができるでしょう。

■身体的依存

 習慣作用として、一定の習慣性化学物質が継続的に体内組織に存在していることが欲求される状態で、使用を中止すれば、死に繋がりかねない重大な禁断症状を呈する。身体的依存の程度及び禁断症状の軽重は、使用する薬物の量、頻度、使用期間等によって異なる。